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岩波新書から「初期仏教 ブッダの思想をたどる」 [本]

 仏教書で、岩波新書から「初期仏教 ブッダの思想をたどる」馬場紀寿という本が出た。

 まだ読んでいる途中だが、実に良く整理されていて分かり易(やす)いと感じたので、お薦めします。
 仏教以前の哲学や宗教等との異同に触れられていてとても分かり易く、参考になると感じました。

 布施を贈与、戒を自律という表現をしているのは、私の理解が悪いのか、戒が自分が自分に向けた規則、律が外部から規制される規則という理解から同じ律の文字を使っているため何となく混同してしまった。
 習慣と表現しているところは、なるほどと感じました。
 健康の方の習慣病にならないようにするにはどうしたら良いかというものと同じ方向性を感じました。
 一度は読んでおくべき本だと思いました。

映画ジョン・カーターの原作「火星のプリンセス」 [本]

 今日、王様のブランチを見ていたら、ジョン・カーターというタイトルの映画を紹介していた。
 原作は、私が、中学校時代以降、愛読していた、エドガー・ライス・バローズの「火星のプリンセス」(火星シリーズ第1巻目)であった。
 エドガー・ライス・バローズは、ターザンシリーズや、金星シリーズ、地底世界シリーズ等で有名である。
 ターザンってあの類猿人ターザンのことだから知らない人はいないと思う。

 バローズの小説は、冒険活劇というジャンルにファンタジーというかSF的要素が入った面白いものだった。
 まだ読んだことのない人には、楽しく時間が過ぎるので、おすすめします。
 いくつか、類書がありますが、私のおすすめは、武部本一郎の挿し絵の入った、創元推理文庫版がおすすめです。
 プリンセス「デジャー・ソリス」の絵が好きだった。私の美的感覚の発達に大きく影響したような気がする、とてもいい絵だった。物語に大きく貢献する絵であった。
 アメリカでもこの挿絵は、世界中で出版された中で最高の挿絵と評価されている。

 ディズニーはターザンも映画化したし、今回火星シリーズを映画化した。さすがにディズニーと思う。
ディズニーの取り上げるものは、安心して楽しめる。

 なお、原作を原語で無料で読みたい人には、http://www.gutenberg.org/files/62/62-h/62-h.htmをおすすめします。

 参考に次を紹介します。


火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)

火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)

  • 作者: エドガー・ライス バローズ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 文庫



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